J1川崎が8日、敵地で行われたG大阪戦に2―0で勝利し、開幕からの無敗を15(13勝2分け)に伸ばし、昨季途中からを含めると20戦連続無敗(16勝4分け)となった。

 前半41分にFWレアンドロダミアンが先制点を挙げると、後半31分に途中出場のMF三笘薫が追加点。盤石の試合運びだった。開幕からの15戦無敗は、2015年に浦和が記録した19戦無敗(13勝6分け)に次ぐ単独2位。昨年11月25日のG大阪戦から続くシーズンまたぎの20戦無敗は、クラブ新記録で12~13年にかけて大宮が打ち立てた21戦無敗に次ぐ2位だ。

 このままの勢いなら、どちらの記録を更新してもおかしくない。しかも昨年に続く過密日程の中で行われていることを踏まえると価値は高い。鬼木達監督はクラブ記録について「気にしていないが、自分たちがやりたいのは勝ち続けること。これからも一戦必勝でやっていきたい」と語った。