J1横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(42)が背番号10を背負うことになった舞台裏を下平隆宏監督(49)が明かした。

 日本代表やJ1横浜Mなどで背番号10を背負っていた中村だが、昨季の背番号は46。しかし、20日のオンライン取材で指揮官は「意向としてはクラブが託した方が強い。強化部の方から、特にGM(服部健二氏)の方から俊輔に関しては10番を背負ってほしいという話をした」と説明した。

 その上で「『本人は最初、俺には荷が重いんじゃないんですか』みたいなことはあったらしいが『やっぱりこのクラブで10番をつけられる存在っていうのは俊輔しかいないから』ということでしっかり話をして、本人も納得して10番をつけた」と語った。

 中村が背番号10を背負うのは、J2磐田に所属していた2019年以来、2年ぶり。チームが目標とするトップ10入りへ、イレブンをけん引することはできるか。