今季J2に昇格した相模原は13日、元日本代表で41歳のMF稲本潤一との契約を更新したと発表した。

 1997年にG大阪でプロキャリアをスタートさせた稲本は、今季で25季目のシーズンを迎える。昨季はわずか1試合の出場にとどまったが、まだ情熱は衰えておらず、クラブを通じて「今シーズンも相模原でプレーさせてもらうことになりました!昨シーズン以上に厳しい戦いが待っていますが、昨年同様に一体感を持って戦っていけたらと思います。2021シーズンもよろしくお願いします!」とコメントした。

 1999年のFIFAワールドユース(現U―20W杯)ナイジェリア大会で準優勝した「黄金世代」の一員だが、当時のメンバーではMF小野伸二(41)がJ2琉球からJ1札幌に復帰。MF遠藤保仁(40)は今季もJ2磐田でプレーするとあって、稲本との直接対決の可能性もある。まだまだ黄金世代はJリーグをにぎわせてくれそうだ。