J1川崎のMF三笘薫(23)が、22日の年間表彰式「Jリーグアウォーズ」で大卒ルーキーながらベストイレブン入りを果たした。

 独走Vを果たした今季を象徴するように、川崎勢から史上最多の9人がベストイレブン入り。その1人である三笘は、新人最多ゴールに並ぶ13得点をマークするなど優勝に大きく貢献。オンライン会見では「光栄に思う。素晴らしい選手がいる中で感謝の気持ちでいっぱい」と語った。

 J1クラブの監督と選手のベストイレブン投票で最多の238票を集め、MVP級とも評される活躍だったが、「(MVPに)選ばれれば、うれしいが、狙っていたわけではない。チームのために結果を出すことだけを考えてプレーしてきた。MVPはオルンガ選手がふさわしい」と柏の点取り屋をたたえた。