
Jリーグは22日、年間表彰式「Jリーグアウォーズ」をオンラインで行い、年間最優秀選手(MVP)にJ1柏のケニア代表FWマイケル・オルンガ(26)が、アフリカ出身選手として初めて選ばれた。28ゴールを挙げて輝いた得点王、ベストイレブンと合わせて〝個人3冠〟となった。
そのほかベストイレブンは、独走VのJ1川崎勢から大卒ルーキーMF三笘薫(23)ら史上最多9人が選出された。
オルンガは2018年8月に柏に加入したが、この年は本領を発揮できず、チームはJ2降格。すると翌年にJ2で30試合27得点と大暴れしてJ1復帰に貢献し、カテゴリーが上がった今季もその勢いのままに点を取りまくった。オルンガはオンライン会見で「2020年は多くのゴールを決めることができて素晴らしいシーズンになった。柏のチームメートや関係者に感謝したい。アフリカ出身選手で初めてのMVPを光栄に思う」と喜びを語った。
また、オルンガは、こんな希望も口にした。「Jリーグはアジアでベストのリーグ。もっとアフリカ出身選手にプレーしてほしい」。ケニア出身の点取り屋の活躍をきっかけに、アフリカからさらなる活躍選手は現れるか。
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