
リーグ戦の終盤戦を迎え、J1柏イレブンのモチベーションが高まっている。
11月上旬にチーム内で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、活動休止を強いられた。再開初戦となった21日の鳥栖戦(三協F柏)は1―2で敗れたものの、25日の鹿島戦(カシマ)では、4―1で大勝。残り6試合ですべて勝利を収めれば、かねて目標とするアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内のリーグ戦3位以内も視界に入ってくる。
28日のオンライン取材でネルシーニョ監督(70)は「可能性がある限り我々は、毎日ハードワークをしながらモチベーションをより高く持ちつつやっていくしかない。これからの試合は毎試合が決勝戦のような厳しい戦いになる」と決意を新たにした。
また、リーグ戦終了後の来年1月4日にはルヴァンカップ決勝(対FC東京戦)も控えていることから「リーグ戦の延長戦上になると思うので、まずはリーグ戦をしっかりと戦い抜くことがファイナルを勝ち切る上で重要だと思っている」と力を込める。
今季は新型コロナウイルス禍によるさまざまなトラブルに巻き込まれたが、最後は笑って終わる覚悟だ。
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