新型コロナウイルス感染拡大の影響でカタール・ドーハでの集中開催となったアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で1次リーグH組のJ1横浜Mは25日、上海上港(中国)に1―0で競り勝った。3連勝で勝ち点を9とし、グループ首位をキープした。

 後半36分にPKを与えるピンチもGKオビ・パウエル・オビンナ(22)のファインセーブでしのぐと、45分にMF天野純(29)がこぼれ球を押し込んだ。途中出場で決勝点を奪った天野は「90分通して支配することはできなかったけれど、次は圧倒できるように頑張りたい」と強い口調で語った。

 ACL1次リーグG組のJ1神戸は広州恒大(中国)戦に3―1で快勝した。神戸は2―1とリードした終盤に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が追加点を決め、勝ち点を6として決勝トーナメント進出を決めた。