【J1川崎】ハット達成の家長 痛み止め注射打ちピッチへ「期待に応えたかった」

2020年11月25日 23時37分

ゴールを決め喜ぶ家長

 J1川崎のFW家長昭博(34)が〝男の意地〟で最高のパフォーマンスを発揮した。

 引き分け以上で2年ぶり3度目の優勝が決まる25日のG大阪戦でハットトリックを達成。チームも5―0で勝利を収め「今日が終わらないでくれって感じ。それくらいうれしい」と歓喜に浸った。

 14日の鹿島戦(カシマ)で左足首を負傷したが「2試合出られなくて、優勝が決まっていなかった。ホームでG大阪戦があるってなったときに監督から『出てもらいたい』って話をされた。選手としてはうれしいし、期待に応えたかった」。見事な結果を残し「優勝を目指してやってきた1年間の思いが報われた」と笑みを浮かべた。

 鬼木達監督(46)も「昨日から(痛み止め)注射を打ちながらやっている状況」と明かすなど、決して万全な状態ではなかったものの「彼のおとこ気というか、そういうものに期待して使って、それに応えてくれた」と想像通りの活躍を見せた。

 次なる目標は天皇杯制覇。「1月1日の天皇杯決勝でプレーして、トロフィーを掲げるのは特別なこと。憲剛さんとプレーできるのは限られた時間なので、もう一度優勝して笑顔で終われるシーズンにできたら」と気合は十分。今季限りでの引退を表明しているMF中村憲剛(40)の花道とするために、全力でタイトルを取りにいく。