J1浦和の大槻毅監督(47)が20日、オンライン取材に応じ、逆転でのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内入りへの意気込みを語った。

 今季は、リーグ戦上位3チームに与えられるACL出場権獲得を目標に始動。一時はホーム4連敗を喫するなど苦しい戦いを強いられてきたが、直近8試合は4勝3分け1敗と好調をキープ。順位も8位まで浮上した。
 現時点で3位名古屋との勝ち点差は7。決して簡単な道のりではないものの「どういう形であればACLに出られるかという条件をしっかりと見ているつもり。そこに対して残り5試合の中で、順位表があるがこなしている試合数は違うし、僕らよりちょっと上に位置するチームとの試合も残っているので、1つでも上の順位に上げていって、選手とともにチャレンジしていきたい」と力を込める。

 次節は、リーグ2位のG大阪(22日、埼スタ)と対戦する。大事な一戦を前に「いい選手と強烈な外国人選手がパワーを発揮するイメージがある。そことのマッチアップがある中で、どこでずらしていけるかが重要になってくる」とポイントを挙げた。