田嶋幸三会長 来年2月のクラブW杯開催に驚き Jリーグ勢の過密日程を憂慮

2020年11月18日 12時37分

田嶋幸三会長

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が18日にオンラインで取材に応じ、クラブW杯(カタール)の2月開催決定を受けてJリーグ勢の〝地獄スケジュール〟に懸念を示した。

 国際サッカー連盟(FIFA)は新型コロナウイルスの影響により、12月に予定されていたクラブW杯を来年2月に開催すると発表。これに田嶋会長は「まさか2月にやるとは思わなかった。びっくりした」と寝耳に水の決定に驚きを隠し切れない様子だ。

 驚きの理由は、2月に開催すると出場クラブが過酷な日程を強いられるからだ。

「2月1日からカタールで始まるわけだよね。(アジアでは)12月19日までACLのチャンピオンを決める大会をやっているわけで、そういう意味ではそこの意識は随分違うなと…。そこで横浜MやFC東京や神戸がACLで勝ってそのままクラブW杯へ行くというのは、今のJリーグの形では非常に大変だなと感じている。そこのところが一切考慮されていない」と田嶋会長は指摘。

 本来オフに充てるはずの1月も早期の始動を迫られ、規定である14日間の休養を取るタイミングも難しくなってくる。仮にFC東京がアジア王者となった場合には来年1月4日のルヴァンカップ決勝(国立)まで戦った後1か月も経たないうちに国際舞台が待ち構えていることになる。

 Jクラブ勢はアジアを制覇しても万全の態勢で世界一の舞台を目指すことは困難と言えそうだ。