J1横浜FCは8日にホームで神戸(ニッパツ)と対戦。2―1で勝利を収め、勝ち点3を奪取した。

 横浜FCのカズこと元日本代表FW三浦知良(53)が9月23日の川崎戦(等々力)以来のメンバー入り。神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)もスタメンに名を連ねたことから、スター同士の対決に期待が集まった中での一戦となった。

 神戸は、前半9分に右サイドからMF小川慶治朗(28)がふわりとしたクロスを供給。MF郷家友太(21)がペナルティーエリア中央で右足を使って流し込み、先制に成功。対する横浜FCも前半11分、カットミスに反応したFW一美和成(22)がワンタッチ後に右足を振り抜き、すぐさま試合を振り出しに戻した。

 後半は一進一退の攻防が続いたものの、横浜FCが最後に仕掛けた。同42分にカズを投入すると、流れが一気に傾く。同46分にMF安永玲央(19)が値千金の勝ち越しゴール。スター対決はカズに軍配が上がった。