J1横浜Mは23日、J1鳥栖からGK高丘陽平(24)を完全移籍で獲得したと発表した。

 高丘はクラブを通じて「歴史と伝統あるこのクラブの一員になれたことをうれしく思います。チームの方向性、スタイルを一日も早く理解し、チームの勝利に貢献できるように精進していきます」とコメントした。

 鳥栖もこの日、高丘の移籍とコメントを発表。「シーズンも残り2か月を切ったタイミングでの移籍ということもあり、僕自身熟考の末、決断致しました。サガン鳥栖に来ることができて自分のキャリアの分岐点になりました。サッカー選手としても1人の人間としても成長させて頂きました。このクラブでプレーできたことを誇りに思います」

 今回の補強は、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝とJ1最終節の日程(12月19日)が重なるなどの理由から2チーム編成を強いられることも理由の1つ。足元の技術も高く、GKがビルドアップに参加する戦術にも対応できることが期待され、獲得に至ったという。

 高丘は横浜FCの下部組織から2014年にトップチームに昇格し、18年に鳥栖へ移籍していた。