J1仙台は22日、9月26日から開始していた「クラブ緊急募金」を中断するとを発表した。

 新型コロナウイルスの影響で入場料収入の落ち込みなどから、2020年度決算で3億円以上の債務超過となる見通し。経営危機のために始めた活動だったが、20日発売の週刊誌「フラッシュ」(光文社)で、交際女性に暴行したことを報じられたMF道渕諒平(26)との契約解除を発表する不祥事が起こり、中断を決めた。

 仙台はクラブ公式ホームページで「この度の当クラブ選手の不祥事につきましては誠に申し訳なく、ご支援いただきました皆様に心からお詫びを申し上げます。今回の事態を真摯に受け止め深く反省の意をお示しいたしたく、9月26日よりスタートいたしましたクラブ緊急募金の募集を中断することといたしましたのでお知らせします」と謝罪コメントを発表した。
 続けて「『クラウドファンディング(寄付型)』につきましては、本サイトからリンクができないようにいたしました。クラブ緊急募金プロジェクトページ(CAMPFIREサイト)は、当クラブでは運用を中止することができませんので、誤ってご支援いただくことがないようご注意ください。(一部のSNS等から当該ページに接続できることがあります)万が一、誤ってご支援いただいてもご返金できかねますのでご理解ください」と注意を呼び掛けた。