【Jリーグ】村井チェアマンがJ2新潟の判断ミス指摘「自重を求めるべきだった」

2020年10月20日 19時42分

村井チェアマン

 Jリーグの臨時実行委員会が20日、行われ、J2新潟とJ1仙台のコンプライアンス案件について報告があった。

 新潟ではブラジル人FWファビオ(23)が道路交通法違反(飲酒運転)で書類送検され、同乗していたスペイン人FWペドロ・マンジー(32)とともに19日に契約解除となった。この日の同委員会では、新潟の是永大輔社長(43)からクラブとしての総括と謝罪があったという。

 委員会後のオンライン会見でJリーグの村井満チェアマン(61)は「酒気帯び運転者が試合に出場を続けたことは道義的責任がある。そうした状態で試合に出たのは過去のケースではない。その時点での判断は選手自身に自重を求めるべきだった。クラブは判断ミスがあったと認めているが、私も同感」と語った。

 Jリーグとしての処分に関しては、新潟に対するヒアリングを行った上で判断する。今回の件は第3者のタレコミによってJリーグが把握し、クラブへ確認したという経緯もあり、隠蔽の意図があったかについても村井チェアマンは「ヒアリングで確認する」と説明した。

 またこの日、交際女性への暴行でMF道渕諒平(26)との契約を解除した仙台の件もクラブの担当者から報告があったという。村井チェアマンは「プライベートな内容だが、選手は社会的に公的な存在であることを考えれば残念なこと」。Jリーグは8月中旬にクラブからの報告で事案を把握したが、その後、示談が成立したとの報告を受けており、解決したとの認識だった。

 しかし、20日に発売の週刊誌「フラッシュ」では、仙台が把握していた事実と異なることがあり、道渕の契約解除に至った。そのためJリーグも改めて事実関係を把握していくという。