J1柏のFW江坂任(28)が猛アピールを続けている。

 14日の浦和戦では、前半41分に「いいコース取りができて、いいシュートができた」と、ペナルティーエリア左から豪快に右足を振り抜き、先制点をマーク。試合は1―1で引き分けたが、存在感を十二分に発揮した。

 前半戦はアシストで目立つ場面が多かったものの、9月以降6得点を記録。「ミカ(FWマイケル・オルンガ)が注目されている分、(スペースが)空いているだけと思う」と本人は謙遜するものの、抜群の決定力を披露している。

 先日は日本代表がオランダ遠征を敢行。今回はオール欧州組で臨んだが、今後は国内組が招集される機会もあるだろう。「(代表に)入りたい気持ちはあるが、チームで結果を残して、そのあとに付いてくるものだと思うので、しっかりチームを勝たせるようにプレーして、その先に選ばれたら」と闘志を燃やす。

 日の丸を背負うために、まずは自らのゴールでチームを勝利に導く。