J1第17節の残り試合が20日に各地で行われ、首位を走る川崎はアウェーで浦和と対戦。3―0と快勝し、リーグ戦での連勝を5に伸ばした。

 さすがの攻撃だった。序盤は浦和守備陣の前にゴールを割ることができなかったが、前半37分にMF脇坂泰斗(25)が縦へのドリブルで相手を引き寄せると、ボールを受けた元日本代表FW家長昭博(34)がペナルティーエリア右から中央へふわりと浮かせたラストパスを供給。フリーのDF山根視来(26)が右足でボレーシュートをゴール左へ突き刺し、幸先よく先制した。

 後半5分には、こぼれ球を拾った元日本代表FW斉藤学(30)のクロスを元日本代表FW小林悠(32)が頭で合わせて追加点。さらに、同アディショナルタイムにはFWレアンドロ・ダミアン(31)がダメ押しとなる3点目をマークし、試合を決定づけた。