悔しい結果となった。C大阪は、2日にルヴァンカップ準々決勝で柏と(ヤンマー)と対戦。海外の強豪クラブが熱視線を送るMF西川潤(18)がプロ初先発を果たしたものの、不発に終わり、チームも0―3で完敗。2017年以来の優勝とはならなかった。

 前半40分に先制点を献上してからは、より果敢に攻撃を仕掛けるも、ネットを揺らすことができず、逆にカウンターから2失点を喫した。ロティーナ監督(63)は「後半はチャンスをつくれたが(ゴール)ポストに嫌われたり、相手GKのファインセーブに遭った。リスクを冒して攻めた結果(勝利が)相手に転んだ」と悔しさをにじませた。

 とはいえ、5日にはリーグ戦で浦和(ヤンマー)と対戦することから、落ち込んでばかりはいられない。「カップ戦敗退はつらいが、ポジティブな面もあったので、それに目を向けていくべき。例えば(西川)潤らが長い時間プレーできた。こうなった以上、リーグ戦に集中していく必要がある」と前を向いた。