【ルヴァン杯】〝オルンガ抜き〟柏がC大阪を下し4強 ネルシーニョ監督「チームとしては貴重な1勝」

2020年09月02日 23時45分

 狙い通りの戦いを見せた。柏は2日にルヴァンカップ準々決勝でC大阪(ヤンマー)と対戦。FW呉屋大翔(26)とFW江坂任(28)の活躍で3―0と快勝。準決勝へコマを進めた。

 この一戦では、J1で得点ランキングトップを走るケニア代表FWマイケル・オルンガ(26)をベンチから外したが、自慢の攻撃力が衰えることはなかった。

 積極的にC大阪ゴールに襲い掛かる柏は、前半40分に江坂からのパスを受けた呉屋が仕掛けた。「カウンターのチャンスが一本は絶対にあると思っていた。足元にボールを収められたので流れに身を任せて打てた」と、ペナルティーエリア左から左足を振り抜き、先制に成功。「ミカ(オルンガ)がいないところで負けたら話にならない」と、昨季J2長崎で日本人最多得点を挙げた点取り屋がチームに勢いをもたらした。

 後半に入っても果敢に攻める柏は、同38分に江坂が左足を強振し、貴重な追加点をマーク。さらに、同45分に再び江坂がダメ押しとなる3点目を決め、試合を決定づけた。

 オルンガ抜きを感じさせない戦いぶりに、ネルシーニョ監督(70)は「今日のゲームに関しては、終始我々のゲームプランを選手たちがやってくれた。トレーニング通りのことを選手たちがピッチで表現してくれた」と評価した。

 これで、7年ぶり3度目の優勝まで残り2勝。

「チームとしては貴重な1勝。これまで実戦に絡んでいなかった選手も出場機会を得たことで、ゲームに絡んでいきやすい状況が生まれた」。不敵な笑みを浮かべる名将は、虎視眈々と頂点を狙っている。