J1横浜Mは26日にホームで札幌と対戦し、4―1と快勝。今季初のリーグ3連勝をマークした。

 両チームの指揮官が点の取り合いを予想した一戦は、序盤から試合が動いた。前半8分、DF高野遼(25)のパスを受けたFWジュニオール・サントス(25)が切り返して、ペナルティーエリアの手前から右足で強振。低い軌道を描いたボールはそのままネットに吸い込まれ、待望の先制点を手にした。さらに、同40分にはスローインから速攻を仕掛ける。MF和田拓也(30)のパスは札幌GK菅野孝憲(36)に触れられるも、こぼれ球をサントスが押し込んで追加点。横浜Mが2点リードで前半を折り返した。

 後半に入っても、横浜Mの勢いは止まらない。同7分にCKを獲得。一旦は札幌守備陣にカットされたが、セカンドボールからチャンスを演出。ペナルティーエリア中央でDF畠中槙之輔(25)が左足を振り抜き、3点目を奪った。同40分には、昨季のリーグMVP&得点王FW仲川輝人(28)の今季初ゴールでダメ押し。札幌は終了間際に1点を返すも、横浜Mに自慢の攻撃力を見せつけられた形となった。