J1鹿島の元日本代表DF内田篤人(32)の現役引退会見が24日にウェブ上で開かれ、知られざる私生活についても語った。

 内田は2015年5月に一般女性との結婚を発表。その後テレビ番組で相手が幼馴染だったことを公にしていた。

 この日は愛妻への思いを改めて明かした。「僕の奥さんに関して言えば、小、中学校の時は昼休みにサッカーをしているのも丸太の上でよく見ていた。ずっと小さいときから僕がボールを追いかけているのを見守ってくれていたし、それがプロになっても、小さかった時と同じような顔で見てくれていた」とサッカー少年の頃から長年に渡り身近にいた存在だったと振り返った。

 引退を報告した際には「『おれもう辞めるから』という話をしたら『ああ、そう』と。遅かれ早かれ来る話だなと思っていたらしく『じゃあ何をしようか』という話もした。僕は今貯金をいくら持っているかも分かっていない状況なので、奥さんはそこらへんの心配は多少していたけど…なんとかなるでしょう」と内田の決断を尊重しつつ、さっそく今後の人生プランも2人で話し合っているようだ。

 現役ラストマッチとなった23日のG大阪戦後にはピッチ上を2人の実子を連れて周回。今後真っ先にやりたいことを「子どもの幼稚園のお迎え。これからは手をつないで一緒に幼稚園の送り迎えをできたら最高だな」と語るほど溺愛しており、まずは家族との時間を大事にするという。「発表はしてないけど2人目もいるし。(抱いていた第2子が)どこかで男の子と書いていたけど、女の子です(笑い)」と愛娘たちの成長を見守る〝パパウッチー〟として、しばしの間のんびり過ごすことになりそうだ。