J1札幌は2日、ホームの神戸戦に2―3で敗れて、リーグ再開後7試合目で初黒星を喫した。

 序盤からペースを握り、ボールを支配。前半29分にはMF荒野拓馬(27)が、左サイドからのクロスをペナルティーエリア右で滑り込みながら右足でゴールへ流し込んで先制した。しかし、ロングボール1本から前半だけで2失点を喫し、逆転を許してしまった。後半3分には再び荒野が決めて意地を見せたが、再び勝ち越されて試合終了。

 内容は決して悪くなかっただけに、ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)は「選手は素晴らしいプレーを見せてくれた。サッカーは内容と結果が伴わないときもある。これからもやるべきことを変えず、自分たちのサッカー継続しなければいけない」と評価。2ゴールの荒野は「自分が点を決められたのはよかったが、次は勝利につながるゴールを決めたい」と前を向いた。