Jリーグ広島―名古屋戦が選手・スタッフの新型コロナ感染者判明で中止 再開後初のケース

2020年07月26日 14時26分

 Jリーグが26日、同日午後6時開始予定の広島―名古屋戦(Eスタ)を中止すると発表した。名古屋で選手、スタッフ3人の新型コロナウイルス感染が判明したためで、リーグ戦再開後初のケースとなる。

 名古屋では25日にDF宮原和也(24)の感染を発表。その後クラブ側の判断で約60人のPCR検査を実施したところ、新たにMF渡辺柊斗(23)、トップチームのスタッフ1人の感染が確認された。

 宮原については濃厚接触者の該当者はいないが、渡辺とスタッフの2人に関しては濃厚接触者の特定が夕方から夜になり試合開始までに間に合わない可能性もあるため、この日午前中にJリーグとクラブによる協議の結果、急きょ試合中止が決定した。宮原は発熱の症状があり、渡辺とスタッフは無症状だという。

 Jリーグでは公式戦再開後、新型コロナウイルスの影響による試合中止は初めて。村井満チェアマン(60)は「濃厚接触者がいれば確実に安全と言える状況ではない試合が行われる可能性があるので協議のうえ中止を決めた」と説明。「社会的に感染が広まっていく中では選手にも感染者が出ることは時間の問題と認識していたが、実際感染者が出たことを受けてコロナウイルスの感染力の強さ、恐ろしさを改めて再認識した」と対策の難しさを語った。

 名古屋は試合が開催される広島にすでに選手16人とスタッフ1人が移動しているが、全員の陰性を確認。今後は感染対策に注意しながら移動手段を考慮して名古屋に戻る予定だ。