J1第3節が各地で行われ、J2からの昇格組同士の一戦は、横浜FCが柏を3―1で下し、アウェーで貴重な勝ち点3を奪取した。

 柏が序盤から積極的に攻めるも、先制したのは横浜FCだった。前半21分にMF松浦拓弥(31)の縦パスにU―20日本代表FW斉藤光毅(18)が反応。ペナルティーエリア内でGKの逆を突く芸術的なシュートで、J1初ゴールをマーク。ワンチャンをきっちり生かした。柏は同44分に、FW神谷優太(23)のクロスをFW呉屋大飛(26)が頭で合わせてゴール。同点に追いつき、前半を折り返した。

 後半は開始早々、横浜FCが仕掛けた。柏陣地に襲い掛かると、2分にこぼれ球を拾ったDFマギーニョ(28)がシュート。そのボールを松浦がゴール前でちょこんとコースを変えると、そのままネットに吸い込まれ、勝ち越しに成功した。

 さらに41分、FKでMF佐藤謙介(31)が低いボールを蹴ると、相手選手に当たり、オウンゴールとなり、ダメ押し。横浜FCはJ1で13年ぶりの勝利となった。