J1札幌イレブンが報酬一部返納の申し出 選手会の考えは?

2020年04月07日 16時40分

鈴木武蔵ら札幌イレブンが報酬返納へ

 新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中、J1札幌はイレブンから報酬の一部返納の要請があったと発表した。スペイン1部バルセロナをはじめ世界中のクラブでもイレブンの給与減額や一部返納の動きが加速している。この現状について、日本プロサッカー選手会(JPFA)の高野純一事務局長に聞いた。

 ――J1札幌イレブンが報酬の一部を返納するとクラブに申し出た。総額1憶円とみられる

 高野事務局長 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、選手たちがクラブを支えようということでしょう。地域やクラブ事情により貢献の仕方はさまざまなので、事務局としては、あくまでその一案と捉えている。

 ――他クラブの取り組みはどうか

 高野事務局長 問い合わせはあるが(給料の返納などは)各支部の判断になるので。各クラブごとにさまざまな事情もあるだろうし、まずはこの難局をみんなが協力して乗り切っていこうということ。

 ――かねて世界でも選手サラリーの減額や返納などが報道されている

 高野事務局長 各国の選手会にも問い合わせていろいろな状況を確認している。それにFIFPrо(国際プロサッカー選手会)とも連携し、状況を見ながら対処していきたい。まだ、具体的にどうやっていくかはない。

 ――下部リーグのクラブでは経営危機も噂されている

 高野事務局長 現時点でそういう(Jクラブが選手給料が払えないなどの)事態に至っていないようなので、引き続き注視していきたい。Jリーグとも連携しながら推移を見守りたい。

 ――未曽有の危機をどう考えるか

 高野事務局長 半年後や1年後にどうなっているのか想像がつかない。各方面(スポンサー撤退など)の動向も気になるので、常に情報をキャッチしながら対応していきたい。