Jリーグ 新型コロナウイルス感染拡大で3月15日までの計94試合開催延期

2020年02月25日 18時24分

 Jリーグは25日、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、3月15日までに予定されるJ1、J2、J3のリーグ戦とルヴァンカップ第2、3節の計94試合の開催延期を発表した。

 Jリーグは21~23日のJ1、J2の開幕節こそ通常通り開催したが、24日に行われた政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際だ」との見解が示されたことを受けて、改めて対策を検討。この日行われた臨時理事会で今後、約3週間にわたるJリーグ主催試合の延期を正式決定した。

 村井満チェアマン(60)はJリーグ全クラブとのビデオ会議を3回行った上で「我々としてはJリーグとして(専門家会議の見解に)協力していく必要があるだろうと合意した」と説明。「(1~2週間という見解から)少し余裕を見て3週間にわたる中止決定をした。18日から再開するべく十分な準備をして臨みたい」と今後の見通しを示した。

 延期が決定した94試合については「五輪以外を前提として考えている。極力、五輪期間中を使わないでやりくりできるラインだと考えている」と平日開催などを組み込んで、東京五輪期間中の開催は行わない方針だ。

 ただ、感染拡大の状況によってはさらなる日程変更もありえる。「日々状況が変わっているので、3月15日時点の状況を予見することは難しい。そこから日程変更を延長する可能性もゼロではない」と村井チェアマン。「もう少し延びることになれば、五輪期間を併用していくプランも考えられる」と東京五輪期間中の開催も視野に入ってくる。大規模な日程変更は賛否両論あるが「サッカーを楽しみにしている方々に申し訳ないが、ある種の国難ということで関係ある方々には説明していきたい」と理解を求めた。