G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)が23日、日産スタジアムで行われた今季初戦となる横浜M戦に先発出場し、元日本代表GK楢崎正剛氏(43)が持つJ1最多出場記録に並んだ。また、自身が持つ開幕戦連続先発出場記録を21年に更新した。

 試合は前半6分、MF矢島慎也(26)のパスに反応したMF倉田秋(31)が先制ゴール。さらに、34分には左サイドを抜け出した倉田から送られたボールを矢島が右足で合わせる。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証があったが、無事に得点が認められ、G大阪が2点リードで前半を折り返した。後半29分にMFマルコスジュニオール(27)に1点を返されたが、リードを守り切った。

 遠藤は「こういう最初の時期での結果は自信を与えてくれる」と充実した表情を浮かべ、記録達成については「いろんな方が自分のサポートをしてくれたのは間違いないこと」と感謝の言葉を口にした。

 次節の仙台戦(3月1日、吹田)に出場すれば、最多出場記録更新となる。「まだまだ記録を伸ばしていきたい」とさらなる高みを見据えた。