J1浦和が13日にさいたま市内で、今季初戦となるルヴァン杯の仙台戦(16日、埼玉スタジアム)に向けた練習を公開した。

 昨季のリーグ戦では、まさかの14位に沈んだ。1試合あたりの平均得点が約1点と攻撃面で多くの課題が残っただけに、1月の沖縄キャンプから4―4―2のフォーメーションに挑戦中。この日の練習でも、セットプレーの確認を入念に行った。

 攻撃力アップを目指す浦和の起爆剤として期待されるFWレオナルド(22)は、一昨年はJ3鳥取で、昨年はJ2新潟で得点王に輝いた。「毎年、どの大会でも得点王になろうという個人目標を打ち立てている。常に練習ではフィニッシュのところを意識してやっている」とゴールへの思いは人一倍強い。

 ルヴァン杯は、今回が初出場となるが「非常に競争力が高い大会だと思うし、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のようにグループを突破して、その後はトーナメントという短期の大会なので、しっかり集中して挑まないといけない」と力強く意気込んだ。

 タイトル奪取へ向け、新戦力が浦和を勝利に導く。