J1横浜FCの“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良(52)が、神戸との開幕戦(23日、ノエスタ)に間に合う見通しとなった。

 8日に打ち上げた宮崎キャンプ終盤で、1月に痛めた左臀部痛を再発させ、開幕戦出場が懸念されていた。だが、クラブ関係者は「患部は思ったよりひどくなかった。様子を見ながら練習に合流していく予定」と語った。14日に行われるJリーグ開幕前イベントにも、予定通り出席するという。

 13年ぶりにJ1の舞台に戻り、26日に53歳の誕生日を迎える“レジェンド”は、押しも押されもせぬ今季の主役と言っていい。1月11日にチームとの契約を更新した際には「J1定着という目標に向けて、日々努力を重ねる中でも、サッカーを楽しむ気持ちと感謝の気持ちを忘れずにチームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。