何とかJ1残留の湘南 来季もいばらの道が続く?

2019年12月16日 16時30分

 J1残留を決めた湘南は来季も苦戦必至か。J1参入プレーオフ(PO)決定戦(14日)で徳島に1―1と引き分け。規定によりJ2降格を免れたが、喜んでばかりもいられない。POの影響で来季の戦力補強が進められず、他クラブに後れを取っているからだ。

 すでに他クラブは来季に向けて新チームの編成を進めているとはいえ、J2降格もあり得る状況では「オファーをするわけにもいかなかった」(クラブ幹部)。今後は急ピッチで補強を進めていくが、決して資金力に恵まれているクラブではなく、難航が予想される。

 そんな状況だけに、過去に何度も涙をのんできた主力選手の流出もありそうだ。東京五輪世代のU―22日本代表のDF杉岡大暉(21)や同MF斉藤未月(20)らはJクラブだけでなく、海外クラブからも狙われる逸材。前出の幹部は「いくつかオファーもきている」と語っている。

 8月にソウ貴裁監督(当時)のパワハラ疑惑が明るみに出てチームが大揺れとなる中、10月には台風19号の影響で練習場が水没。数々のトラブルを乗り越えてJ1残留を果たしたものの、来季に向けてピッチ外では苦戦が続きそうだ。

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