3年7か月を経てピッチへ! アルビレックス新潟の早川史哉が語る「白血病との壮絶な闘いからJリーグ復帰まで」

2019年12月13日 15時23分

刊行記念のトークショー&サイン会を行った早川

 サッカーJ2のアルビレックス新潟に所属する早川史哉(25)の自著「そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常」(徳間書店)の刊行記念トーク&サイン会が12日、東京・豊島区の三省堂書店池袋本店で行われた。

 同書は、早川自身の生い立ちや選手のキャリアをはじめ、病気の発覚後どのような思いで日常を過ごし、どのような壁にぶつかり、どのように受け入れ、どのように生きてきたのかが率直に描かれている。もがき、苦しみ、そして歩き出したひとりの人間のありのままの生き方をつづった、渾身の一冊だ。

 イベントMCは共同制作者であるサッカージャーナリストの安藤隆人氏(41)が担当。早川はまず「タッチラインの向こうにモヤがかかっているように感じて、どういう景色が待っているか怖かったです」と復帰後の思いを語った。さらに初スタメンの際に触れ「選手紹介後のサポーターのチャントで自分の番が飛ばされて。『あれっ?』って思いましたが、最後に歌ってもらう粋な計らいはうれしかったです」と感謝。「緊張を抑えるように極力笑みを浮かべるようにしていました」と振り返った。

 Q&Aコーナーではファンの熱い質問にも実直に答え「来季の目標は初得点を取ることです」と力を込めた。また白血病で闘病中の子供を持つ女性から接し方を質問された際には「寄り添い続けてあげることが大事で、そのときはわからなくても、後々そのありがたさをわかるときが来るはずです」と温かい言葉をかけた。

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