横浜FCのJ1昇格に貢献 41歳・中村俊輔は引退先送りで“カズ化ルート”!?

2019年11月25日 16時30分

 J1昇格を決めたJ2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(41)が“カズ化”の道を歩む。チームにフィットするのに時間がかかったものの、10月27日の東京V戦で先発に定着すると、J1自動昇格の2位を確定させた最終節の愛媛戦(24日、〇2―0)までの5連勝に大きく貢献した。

 昇格請負人としての仕事をまっとうした俊輔は「(移籍後は)なかなか試合に出られなくて『J3か引退しかない』という恐怖を味わったけど、長くやっててよかった」と安堵感を漂わせた。

 ケガを抱えていた昨オフに現役引退が頭をよぎったが、新天地で守備的MFという新境地を開拓し「できるだけ(長く選手を)やれたらいいのかな。やれればおもしろいこともある」との気持ちが芽生えたという。同僚となったカズことFW三浦知良(52)の存在も刺激になり「手を抜けないし、この人に自分のいいプレーを見てほしい」と意欲を語った。

 2017年1月にJ1横浜Mから磐田に移籍した際に「(当時の名波浩監督の)クラブのマネジメントとか興味ある」と指導者修業も意識したという。今回のJ2行きも昇格の過程を経験することで指導者になったときに役立てたいと考えていたが「誰かに言われたけど、監督はいつでもできる」とし、引退を“先送り”にした。

 果たして元日本代表10番は、カズの域まで到達できるのか。まずはJ1に復帰する来季へ向けて衰えを知らない貪欲さで、さらなるレベルアップを目指す。