【天皇杯】法大がG大阪を完封 2戦連続の大番狂わせ

2019年08月15日 16時30分

 サッカーの天皇杯3回戦が14日、各地で行われ、アマチュアシードで出場している法大がJ1G大阪を2―0で破る大金星を挙げた。前半24分にMF大西遼太郎(21)、後半25分にDF森岡陸(20)と効果的に得点を重ね、守備でも決定機をつくらせずに完封。2回戦のJ2東京V撃破に続く大番狂わせを演じた。

 G大阪は代表常連のDF三浦弦太(24)や今夏にドイツから復帰したMF井手口陽介(22)が先発。さらにFW宇佐美貴史(27)も後半途中からピッチに立ち、元日本代表を計8人も起用。しかし法大は名門のプライドに臆することなく、堂々の戦いぶりで圧倒した。関東大学リーグを中2日で3連戦した後、中3日でこの日の試合に臨む殺人的スケジュールだったが、そんな不利をものともしなかった。

 ミラクルの原動力は、7月に鹿島入団のため退部したFW上田綺世(20)の存在だ。

 上田は大学生ながら日本代表として6月の南米選手権(ブラジル)を戦い、鹿島入り後は10日の横浜M戦で早くもJ1初ゴールをマーク。長山一也監督(37)は上田の不在の影響を認めつつも「いなくても勝てるようにと。彼ら(選手)のモチベーションにもな
った」とイレブンの強い思いを感じていた。

 この日も試合前の円陣では「綺世がいなくなっても頑張ろうぜ!」という掛け声で一致団結。得点した大西は「一人ひとりの選手の価値を上げられたと思う」と胸を張った。

 大学勢として唯一の16強進出を果たし、大西は「優勝を目指したい」。法大が令和の大旋風を巻き起こす。