J1・FC東京のMF久保建英(17)が1日、大分戦(味スタ)でプロ初の1試合2ゴールを決めた。チームも3―1で快勝し、首位キープだ。

 1―0の前半39分、こぼれ球を奪うとドリブルでペナルティーエリア内に進入し、左足で相手DFの股を抜いてニアに突き刺した。さらに2―1の後半アディショナルタイムには、相手からボールを奪い、ハーフウエーライン近くまで上がっていた相手GKを抜いて、無人のゴールへと流し込んだ。

 4試合4得点と調子が上がった状態で、初選出のA代表の活動に入る。国際親善試合のトリニダードトバゴ戦(5日)とエルサルバドル戦(9日)、そして南米選手権(ブラジル)に向けて「個人的には、いい感じで中断に入れたと思うので、ここでしっかりと代表につなげていきたい」と意気込んだ。