J1浦和10年ぶり屈辱4連敗 降格もチラリ

2019年05月27日 16時30分

 J1浦和が26日の広島戦(埼スタ)で0―4と惨敗し、2009年以来10年ぶりとなる4連敗を喫した。立ち上がりから劣勢で、前半6分にMF森島司(22)に先制弾を許すと失点を重ね、攻撃陣は決定機をつくれないまま完敗。どちらがホームか分からない惨劇に、試合後はサポーターから大ブーイングが沸き起こった。

 選手にも重苦しい空気が漂う。DF槙野智章(32)が「試合後には(サポーターから)厳しい言葉もあったが、それが現実。今の浦和の選手たちは、ひたむきに、貪欲に戦う姿勢が少し欠けている」と自戒を込めて警鐘を鳴らせば、GK西川周作(32)も「ブーイングは、しょうがない。チーム状況も波がある」と険しい表情を浮かべた。

 屈辱の4連敗。勝ち点17は降格圏まで5差で、決して楽観できない状況だ。しかも今季はホームで1勝1分け5敗と情けない内容が続いている。

 試合後に取材に応じた中村修三GM(60)は「そこは重く受け止めている」と深刻な表情。それでも、オズワルド・オリベイラ監督(68)の更迭を否定し「今は良くなったり悪くなったり。FWファブリシオ(29)も戻ってきて、新しい選手も融合してきている。そういう過程にきている」と復調の兆しを強調した。

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は1次リーグを突破したが、肝心のJ1で“悪夢”がちらつき始めた。