武田修宏氏 ウッズに学ぶ「勝利」の意義

2019年04月17日 16時30分

試合に勝利し、久保建英(右)と握手を交わす長谷川監督(左)

【武田修宏の直言!!】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(43=米国)が「マスターズ」で優勝したのは大きなニュースになったね。スーパースターが勝つとその競技は活性化する。ましてや故障やスキャンダルなどで低迷した選手が復活したわけだから、盛り上がらないわけがない。

 今回のウッズを見て感じたのは、プロは結果を出す、つまり「勝つ」ことが大事ってこと。「好プレーをした」というのは、ファンにはうれしいことだけど、そこに「勝つ」という要素が加われば感動は増える。サッカーも同じでいいシュートを打っても、いい試合をしても勝たなければ印象は薄くなる。

 今季のJ1に目を向けると、開幕から無敗で首位に立っているFC東京は、すべての試合で大量点を奪って勝っているわけではない。まずはしっかり守り、じわじわと相手を崩して少ないゴールでも勝つという長谷川健太監督(53)の意識が選手にも浸透している。

 長谷川監督はFW出身だから、プロとして結果を出すことの重要性を嫌というほどわかっている。「勝利より大事なことがある」なんて言葉も聞くけど、プロは結果がすべて。メジャーを勝つことに執念を燃やしたウッズから、プロスポーツ選手が学ぶことは多いよ。