【ルヴァンC】FC東京・久保建が今季初ゴール 長谷川監督の心つかんだコミュニケーション力

2019年04月11日 16時30分

 FC東京のMF久保建英(17)は10日、ルヴァンカップ1次リーグ鳥栖戦で今季初ゴールを決めて1―0の勝利に貢献した。

「聖地」として知られる秩父宮ラグビー場で、1964年の東京五輪以来55年ぶりとなるサッカーの試合開催。来年の東京五輪のエース候補が躍動した。0―0の後半17分から出場すると、39分に右サイドのペナルティーエリア手前で得たFKのキッカーを務め、左足でネットを揺らした。「やっとだなと。昨年と比べて格段にいい形を自分でつくれていたので結果に出てよかった」と喜びを口にした。

 今季開幕から久保を使い続ける長谷川健太監督(53)は「全てがスケールアップしている。スピード、フィジカル、持久力と全て成長している」と絶賛。特に進化を遂げているのが精神面だ。

 久保はゴールを決めた直後、真っ先にベンチにいる長谷川監督のもとへ駆け寄って熱い抱擁を交わした。指揮官は「まさか走ってくるとは思わなかった。そのへんは“気遣い”ができるな」とニヤリ。名将のハートをガッチリつかむコミュニケーション力も上達したのだ。久保は「1枚目のカードとして自分を使ってくれた。感謝の気持ち」と話していたが、6月の南米選手権(ブラジル)に向けてA代表への抜てきも検討されるなか、心身両面での充実ぶりを強烈にアピールした。