武田修宏氏「鹿島を支えるレオシルバ 神戸の外国人勢より勝っている」

2019年04月02日 16時30分

【武田修宏の直言!!】J1も開幕から5試合が終わって、各チームの戦力状況が見えてきたね。私が一番驚いたのは鹿島。小笠原満男というチームの支柱が引退し、DF昌子源がフランスに移籍したことで開幕前は戦力ダウンを心配して評価を下げていたけど、いい意味で裏切られた感じだよ。

 3月30日の磐田戦を見て、強さを再確認した。先制を許しても慌てることなく、多彩な攻めを見せて攻略。勝ち切ることはできなかったけど、戦術の引き出しの多さは際立っていた。パス交換でじっくり攻めることもできるし、縦パスやロングフィードで速いサッカーもできる。相手チームからしたら守備をするうえで的が絞りにくい。

 チームを支えているのがMFレオシルバ。相手の攻撃の芽を摘み取る危機察知能力は抜群だし、パスも出せて得点力もある。今季のJ1の外国人選手といえば神戸のビジャ、イニエスタ、ポドルスキが注目を集めているけど、レオシルバのほうが勝っている部分は多いと思うよ。

 DF安西幸輝は日本代表に初選出されて自信がついたのか、さらにプレーに磨きがかかったように見えるし、21歳のDF町田浩樹は昌子の穴を埋めて余りある活躍を見せている。しばらくは勝ったり負けたりを繰り返すかもしれないけど、こういうチームは他が苦しくなる夏場に一気に勝ち点を伸ばせる。開幕前の私の予想は修正しないといけないね。