ハリル解任「首謀者」批判の中…本田“副業”は絶好調

2018年05月04日 16時30分

帰国した本田

 激震の日本代表にあってもFW本田圭佑(31=パチューカ)は順風満帆だ。メキシコでのシーズンを終えた本田が3日、成田空港に帰国。バヒド・ハリルホジッチ前日本代表監督(65)の電撃解任劇では“陰のフィクサー”といった指摘も噴出しているが、そんな騒動はどこ吹く風とばかりに、ピッチ外で精を出す“副業”は絶好調だ。

 早朝の成田空港に降り立った本田は、アイボリーのスーツにピンク色のネクタイとポケットチーフを合わせる春らしい装いで到着ロビーに登場。早朝ということもあって待ち受けるファンの姿はなく、事務所関係者に寄り添われながら特別動線に入っていった。

 無言だったが、報道陣に会釈をするなどハツラツとした様子で足取りは軽かった。メキシコ1部パチューカの退団は決定的。有力候補の米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーをはじめとした移籍先を巡る今後の交渉に注目が集まる。

 一方で、日本サッカー界に衝撃が走ったバヒド・ハリルホジッチ前日本代表監督の解任劇への“関与”の有無も関心を呼んでいる。一部のファンやサポーターの間では、解任劇の首謀者として本田批判の声は高まるばかり。だが、長年築き上げてきた“ホンダブランド”の低下の懸念については杞憂に終わりそうだ。

 大手広告代理店関係者は「本田選手の人気は日本人アスリートの中でも依然としてトップクラス。W杯でも活躍が期待されるし、これから新しい案件もある」と明かす。広告価値は抜群で、今後スポンサー契約などを希望するクライアントが後を絶たないほどのモテモテぶりなのだ。

 2日には、高校時代を過ごした石川・金沢市にある金沢大学内の屋外運動施設を再整備し、人工芝のサッカーグラウンド「金沢大学 SOLTILO FIELD」をオープン。多角経営する自身の運営会社は順調に事業規模を拡大させている。絶大なスポンサー人気に加え、実業家としても辣腕を振るって“本田王国”を築く背番号4。W杯のピッチでもその存在感を見せられるか。