新体制となった日本サッカー協会の技術委員会が23日、都内のJFAハウスで初めて開催された。

 田嶋幸三会長(60)が会議の冒頭に出席し、日本代表監督をバヒド・ハリルホジッチ氏(65)から、技術委員長を務めていた西野朗氏(63)に交代した経緯などを説明。6月のロシアW杯に向けて「とにかく前を向いて、西野監督のもと前に進んでいきたい。それにご協力をお願いしたい」と技術委員に呼びかけた。

 技術委員会では今後、W杯後の日本代表監督人事を本格化させる。新たに就任した関塚隆技術委員長(57)は「議題に上がってくる。次くらいがそういう話になる。基準などは今までも持ちながら進んできたと思う」と説明。5月下旬に開催予定の次回会合から、人選の基準やリストアップ作業を進めていく方針を示した。