柱谷氏「W杯へ西野新監督と長谷部の“コンセプト共有”が不可欠」

2018年04月12日 16時30分

新監督に就任する西野氏

【柱谷哲二の闘将論】ハリルホジッチ監督の解任が決まった。W杯本番まで2か月のタイミングはどうなのという意見もあるだろうけど、日本サッカー協会は、いい判断をしたと思う。

 これまで外から見てきてハリルホジッチさんのやり方は心配だった。テストをしたいのはわかるけど、あまりに選手を代え過ぎ。3月の欧州遠征もある程度、選手を固定して連係を深めていくべきだった。過去のことを言っても仕方ないし、厳しい状況ではあるけど新監督に期待したい。

 西野さんなら“縦一辺倒”のサッカーはしないだろう。ポゼッションした上で縦に入れたり、パスをつなぎ相手の穴を突くから、攻撃のバリエーションは増えるよ。守備に関しては昔、守備練習をしないなんて噂もあったけど、経験豊富な方だ。J1最多勝監督(通算270勝)だし、いかに勝つかを知っている。あとはMF長谷部誠(34=Eフランクフルト)、FW本田圭佑(31=パチューカ)ら軸となる選手を固め、みんなとコミュニケーションを取り、コンセプトを共有するのが大事になる。

 西野さんには日本人でもW杯監督をやれるところを示してほしい。そうなれば優秀な日本人指導者に目を向けるきっかけにもなる。6大会も出て西野さんが、岡田(武史=61、FC今治オーナー)さんに続き2人目の本番を指揮する日本人なんて寂しいからね。(元日本代表DF)