【欧州CL準々決勝】Cロナまた決めた! レアル4強 

2018年04月12日 11時30分

歓喜のC・ロナウドはユニホームを脱ぎ、雄たけびをあげた(ロイター)

【スペイン・マドリード発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦が11日(日本時間12日)に行われ、3連覇を目指すレアル・マドリード(スペイン)はホームでユベントス(イタリア)に1―3で敗れたが、2戦合計4―3で辛くも準決勝進出。試合終了間際にFWクリスチアーノ・ロナウド(33)が劇的なPKを決め、自身のCL連続ゴール記録も11に伸ばした。

 衝撃オーバーヘッド弾から8日。世界を驚かせたレアルの「背番号7」がまたもスタジアムに歓喜を呼んだ。失敗すれば延長戦に突入する運命のPK。豪快に振り抜き右足から放たれたシュートがゴール右上に突き刺さると、C・ロナウドはユニホームを脱ぎ捨てた。上半身裸になってサポーター席の前で仁王立ち。選手の祝福の輪の中心でエースがほえた。

 敵地での第1戦を3―0で快勝。チーム周辺には準決勝進出は確実というムードが流れていたが、サッカーはそんなに甘くなかった。守備の要で主将のDFセルヒオラモス(32)を累積警告の出場停止で欠き、その隙を突かれた。前半2分にクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ(31)に先制を許すと、同37分にまたもマンジュキッチの頭に屈して2点目を献上。前日にバルセロナがローマに第1戦での3点のアドバンテージをひっくり返されて敗退したこともあり、サンチャゴ・ベルナベウにも不穏な空気が流れ始めた。

 後半に入って懸命に反撃を試みるも、ユーベの堅い守りを崩せず、たびたびカウンターを浴びる展開。そして16分、左からのアーリークロスを処理しようとしたGKケイロス・ナバス(31)が、飛び込んできたフランス代表MFブレーズ・マチュイディ(31)を気にしてファンブル。それを押し込まれてついに2戦合計で並ばれた。

 だが後半アディショナルタイム、ドイツ代表MFトニ・クロース(28)の左クロスを逆サイドでC・ロナウドが頭で折り返し、ゴール前でフリーのFWルーカス・バスケス(26)が背後に迫ったDFに倒されてPKを獲得。この判定に激高したユベントスGKジャンルイジ・ブフォン(40)が主審に一発退場を命じられ、スタジアムは騒然となった。

 GKはポーランド代表ボイチェフ・シュチェンスニ(27)に代わったが、C・ロナウドの相手ではなかった。ゴールが決まった時間はアディショナルタイム8分。死闘を物語る数字だった。

 前夜のバルサに続く悪夢を回避したC・ロナウドは「苦しんだ末の勝利だったが、僕らが勝つにふさわしかった。PKを蹴るまですごく長く感じた。これが決定的なプレーになるのはわかっていたし、落ち着く必要があった」と振り返った。薄氷を踏む思いで準々決勝を突破した「白い巨人」にファイナルへの道が見えてきた。