ザック2013年快発進!岡崎地元で2発

2013年02月07日 10時50分

【サッカー】キリンチャレンジカップ(6日、兵庫・ホームズ)で日本代表はラトビア代表を3—0で下し、2013年の初戦を白星で飾った。先発メンバーに海外組10人を並べた日本は、ワントップで起用されたFW岡崎慎司(シュツットガルト)が2得点を決める大活躍。課題だった得点力不足解消を克服したザックジャパンが、3月26日のブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン戦に向けて大きな収穫を手にした。

 13年の幕開けとなる一戦を、ザックジャパンは最高の形でスタートした。始動したばかりの国内組のコンディションを考慮し、先発はDF今野をのぞく10選手を海外組が占めた。ワントップにFW岡崎、本田圭佑(CSKAモスクワ)がトップ下の布陣だった。

 序盤から持ち味のパスが通り、ペースを握った日本。前半18分にはFW清武からのクロスにFW香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)がダイレクトシュートを放つなど、積極的にゴールを狙っていった。

 チャンスは作るものの、なかなか得点機を得られないまま迎えた前半41分だった。右サイドのDF内田からの低空クロスに反応した岡崎が軌道を変え、ゴールポストに当たったボールはそのまま先制点になった。

「流れを変えるプレーができないと、チームでも出られない。自分なら局面で打開ができる」と話していた岡崎。所属チームでは出場機会が減り、苦しい状況にある男が、地元凱旋試合でしっかりと結果を出した。

 これでスイッチが入った日本は後半からワントップにはFW前田、ボランチにはMF遠藤と国内組のレギュラーメンバーを入れて臨んだ。後半15分には、本田からのパスを受けた香川が左サイドから中央に切れ込みながら、再び本田へ。“悪魔の左足”から放たれたボールはフワリと相手GKの頭上を超え、ゴール右隅に吸い込まれた。本田と香川がともに重要性を訴えていた2人のコンビネーションが見事に機能した。

 日本はその1分後、後半から右サイドに入っていた岡崎が追加点を挙げると、36分からは女性ファンの大歓声を浴びながら、初招集のFW大津祐樹(VVV)が登場。DF2人を振り切りながら右サイドを突破すると、2万8607人の大観衆で埋まったスタジアムからどよめきが起こった。

 3—0で快勝した日本は、勝てばブラジルへの切符を手にする3月26日のヨルダン戦に向けて好発進した。