武田氏「ハリル解任で良い方向に進む 協会は組織の環境整備を」

2018年04月10日 16時30分

解任されたハリルホジッチ氏

【武田修宏の直言!!】ついにバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が解任されたね。日本代表監督に就任した3年前から戦術や方針に異を唱えて退任を求めてきたけど、日本人の特長を生かそうとしないことへの疑問であり、日本がどうすれば世界と戦えるのか、そこを考えてずっと意見してきたんだよね。ここから良い方向に進んでいくでしょう。

 ようやく決断を下した日本協会にはもっと競技の本質、日本サッカーのレベル向上を追求してほしい。2014年ブラジルW杯で惨敗した後、ハビエル・アギーレ氏が代表監督に就任したが、八百長疑惑のため契約解除。その後任となったハリルホジッチ氏も解任。この2人の指揮官を選んだ方は協会から離れてしまっていたし、こうした体制が日本代表が低迷する一因じゃないかな。

 この4年間で3人目の監督になったけど、日本代表が強くなるには、やはり協会内の組織の環境整備が欠かせないんじゃないか。しっかりと理念に沿った方向性を打ち出してほしい。私だってアマの日本リーグからプロのJリーグを戦った選手時代は命がけだったからね。協会が良い体制を築くことで、日本サッカー界が良くなっていくことを期待したい。

 ロシアW杯に向けては技術委員長の西野朗氏(63)が代表を率いることになり、メンバー選考もゼロからの再スタートになる。こういう非常事態こそ経験者の力が必要。FW岡崎慎司(31=レスター)やFW本田圭佑(31=パチューカ)らがチームをけん引してくれるんじゃないかな。

☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から1986年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。2000年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。2001年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。1987年に日本代表に選出。1993年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

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