A代表初招集の中島翔哉 W杯メンバー入り“当確”

2018年03月28日 11時30分

存在感を示した中島(右=ロイター)

【ベルギー・リエージュ27日(日本時間28日)発】キリンチャレンジカップ・ウクライナ戦に臨んだ日本は1―2と敗戦。FW本田圭佑(31=パチューカ)はインパクトを残せなかったが、A代表初招集のFW中島翔哉(23=ポルティモネンセ)はW杯メンバー入りを大きく手繰り寄せた。

 23日にA代表デビュー戦で初ゴールを決めた勢いは止まらなかった。1―2の後半34分からピッチに投入されると、積極的に仕掛けて、得点を取りにいく姿勢を貫いた。後半41分に相手GKへ強烈なシュート。後半アディショナルタイムには自ら得たFKでキッカーを務めた。

 2試合連続ゴールは奪えなかったものの、大きな存在感を示した。中島は「どんなところで出てもゴールを狙い続けたい」とし、FKの場面も指揮官がキッカーに指名したのはFW宇佐美貴史(25=デュッセルドルフ)だったが「自分が取ったのでピッチの上で“自分が蹴る”と言って決めた」と振り返った。

 低調なパフォーマンスに終わった本田やFW杉本健勇(25=C大阪)ら攻撃陣とは対照的。ピッチ上で躍動する姿が際立ったことに、ハリルホジッチ監督は「中島は一つの発見だった。多くの人にとってサプライズかもしれないが、われわれは長い間追跡していた。満足できるプレーをしてくれた」と高く評価した。

 2016年リオデジャネイロ五輪で日本の10番を背負った男は「W杯には出たいけど今のままでは厳しい。クラブでしっかりとやりたい」と語っていたが、初代表は今後のサッカー人生を変える大きな転機になったはずだ。