“世界最強ストライカー”FWズラタン・イブラヒモビッチ(36)のスウェーデン代表復帰に“物言い”がついた。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドから米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに電撃移籍。その後に「私を(スウェーデン代表に)必要だと考えていればW杯へ行く。W杯でプレーしたい」と2016年に宣言した代表引退を撤回した。

 イタリアとのプレーオフの末にロシアW杯出場を果たしたスウェーデンにとって絶対エースの復帰は朗報と思いきや、同国のヤン・アンデション監督(55)は不快感を示した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などによると、指揮官は「(代表に)復帰したいなら自分から連絡しなさい」と語った。さらに「代表引退を決めたのは彼。それをリスペクトするなら、私から連絡することではない」ともコメントした。

 一方で、スウェーデンサッカー協会はイブラヒモビッチの代表復帰とW杯出場に前向きな姿勢だが、果たしてイブラヒモビッチはロシアのピッチに立てるのか。