本田激白!ハリルからの注文に答えは出ている

2018年03月22日 16時30分

【ベルギー・リエージュ21日(日本時間22日)発=渡辺卓幸】日本の元エースが苦悩の胸中を激白した。国際親善試合マリ戦(23日)とキリンチャレンジカップのウクライナ戦(27日)に臨む日本代表に復帰したFW本田圭佑(31=パチューカ)はロシアW杯メンバー入りに崖っ縁の現状をどう考えているのか。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)からの厳しい通告に自論を展開したが、代表に生き残るための最低条件は“悪魔の左足”の完全復活しかなさそうだ。  半年ぶりの代表復帰となった本田は所属するメキシコ1部パチューカで調子を上げ、今季公式戦で10得点に到達。DF長友佑都(31=ガラタサライ)が太鼓判を押すほどの動きで調子の良さをアピールしている。  本田:自分ではまだ普通。ただ手応えは感じている。毎試合得点に絡むとか、そこのアイデアは欠かさないようにしている。パチューカでも思うように得点は取れていないけど、苦労しながらも良いところは少なくとも2、3試合に1回は出るので手応えの頻度は高まってきている。  好調とはいえ、ハリルホジッチ監督の考える序列は低い。W杯メンバー入りに向けてシ烈なサバイバルの渦中にあるが、本田はむしろ強気な姿勢を鮮明に打ち出した。  本田:どうやって3度目のW杯を迎えるべきか。選ばれるためだけのW杯では何の意味もない。それが議論に上がり過ぎている。いつもW杯で勝つためにやってきたし、そのスタイルをこれからも変えない。それで選ばれなかったら何の後悔もない。選ばれるためだけの2試合でもない。日本代表につけられる付加価値を自問自答しながら、自分の強みをフォーカスして取り組んでいる。  ハリルホジッチ監督は本田が得意とするトップ下起用は封印。得意ではない相手DF陣の裏へ抜け出すプレーを強く要求する。その中で“自分の強み”をどう発揮するか。本田はすでに答えを出していた。  本田:スタイル的に監督の理想とするタイプじゃないのは百も承知。だけど大事なのは絵の描き方。「誰が、どこに、どのタイミングで」というのが大事になる。これまで大事なところで点を取ってきて、裏に抜けて取ってもいる。結局、大事な場面で1本取ればいいということでしょ? ということは本数というより質が大事。自分の強みを生かしながら、監督の求めるものを出して、結果、点を取れると。その絵を描かないといけない。  その思いを“ラストチャンス”である今回の2試合で見せる覚悟だ。  本田:(代表落選から)ここまで何とか盛り返してきた。ここからW杯の切符を手にすることは当然ながら、結果も出さなきゃいけない。アシストでもいいし、アシストの前のパスでもいい。この2試合でチャンスはもらえるはずなので、何かしらのインパクトは残さないと厳しい。  かつてのエースの最後の挑戦は、果たしてどんな結果になるか。