内田 代表戦辞退指示されていた

2013年02月04日 16時00分

 日本代表DF内田篤人(24=シャルケ)がクラブから6日の親善試合・ラトビア戦(神戸)の招集辞退を指示されていたことが明らかになった。故障再発を恐れたクラブ側が内田に日本協会側との調整を求めたという。

 

 内田は2日のブンデスリーガ・フュルト戦にフル出場したものの、ロスタイムの失点を含む2失点に絡んでしまい、1―2と痛恨の黒星を喫した。「ケガ自体は治っているんだけど、右ももはまだアレなんで…」と昨年11月に痛めた右もも裏の状態が万全でないことに言及した上で「シャルケからは(代表戦に)行くなという指示がありましたけど」とクラブ側とのやり取りを公開した。

 

 内田は同じ部分を2011年9月にも肉離れし再発の心配は絶えない。20日には欧州CL決勝トーナメント1回戦ガラタサライ戦を控えており、クラブ側が厳冬期の長距離移動に慎重になるのも無理はない。国際Aマッチで協会側から招集の打診を受けた場合、クラブ側に拒否権がないだけに、招集前の下交渉の段階で招集辞退を促していたという。

 

 この事実は日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)にとっても悩ましい問題だ。右サイドバックとして内田とポジションを争うDF酒井宏樹(22=ハノーバー)が最近6試合リーグ戦出場がない。試合勘に不安が残る酒井宏を代表でテストするためには、信頼できる内田が万全の状態で控えているという条件がつく。内田は4日に帰国するが、シャルケ側が見せた不安は、そのまま日本代表への不安につながりそうだ。