浦和・槙野がロシアW杯への熱き胸中語る

2018年03月08日 16時30分

本紙記者の直撃に答える槙野

 日本代表DF槙野智章(30=浦和)はサバイバルを勝ち抜けるか。昨年11月にブラジル、ベルギーと対戦した欧州遠征では日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)から厚い信頼を得て、スタメンに抜てきされ、存在感が増している。ロシアW杯まで約3か月に迫り、チームを盛り上げるムードメーカーとしての役割も担う熱き男が本紙の直撃に胸中を語った。

 ――今季はいよいよロシアW杯イヤー

 槙野:僕たち選手からすると楽しみで誰もが出たい大会。ただ危険なのは「代表、代表」と先に日本代表のことを意識してしまうこと。チームと代表の優先順位が逆にならないように残りの期間、しっかりと自分のプレーを高めていかないといけない。

 ――W杯メンバー入りにはクラブでの好パフォーマンスが必要だ

 槙野:(クラブでプレーするときも)代表のことは頭の片隅に置かなければならないけど、所属チームでのプレーが第一。まずは赤いチーム(浦和)のために、自分のプレーをして結果を残すことが、代表につながっていくと思う。

 ――昨季の浦和では主に左サイドバック、今季はセンターバック(CB)でプレーしている

 槙野:最終的には堀(孝史)監督(50)が決めることなので、与えられたポジションで与えられた仕事をしたい。ただ自分の求められていることは、真ん中(CB)のときに一番力が発揮できると思う。

 ――CBで出るときは何を心掛けるか

 槙野:全体のオーガナイズ(組織)やラインの上げ下げだけではなくて、チームがうまくいかなくて状態がよくないときに、我慢して厳しい守備を出さないといけない。守備陣で勝ち点を取るじゃないけど、内容が悪くても勝ち切れる力を、後ろの(GK)西川周作選手(31)を含めてやっていかないといけない。

 ――日本代表でもCBの定位置をつかんだ

 槙野:誰にでもチャンスはあるし、確約されたポジションはないと思っている。個人的には、限られた残り時間でどれだけできるかということ。今シーズンはACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出られないので、Jリーグ、ルヴァンカップで一戦一戦しっかり戦うことを見せていかないといけない。

 ――3月の欧州遠征で公私ともに親交のあるMF香川真司(28=ドルトムント)の代表復帰も期待される

 槙野:選ぶのは(ハリルホジッチ)監督だけど、経験のある選手だし、また代表で一緒にプレーできたら…と思う。僕が彼にいい刺激を与えているというより、逆に彼から刺激をもらうことが多い。年下だけど厳しい環境で、もがきながらでも結果を残している。ちょっとケガしているけど、頑張ってほしい。