【スイス・バーゼル13日(日本時間14日)発】欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦、マンチェスター・シティー(イングランド)が敵地でバーゼル(スイス)に4―0と圧勝。8強入りへ大きく前進した。

 現在、イングランドのプレミアリーグで2位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点差16で首位に立つマンC。圧倒的な攻撃力で、この日も力の差を見せ付けた。開始早々からバーゼルゴールに襲い掛かると前半14分、MFデブライネ(26)の左CKから、ニアに入ってきたMFギュンドアン(27)が頭でゴールを決め先制。さらに4分後の同18分には、再びデブライネのスルーパスから左サイドを深く抜けたFWスターリング(23)のクロスをFWベルナルド・シウバ(23)が胸トラップから左足で決め追加点を奪った。息つく暇もなく5分後の同23分、ペナルティーエリア外からFWアグエロ(29)が豪快なシュートでダメ押し弾。立て続けの3ゴールで早々に試合を決めてしまった。

 一方のバーゼルは序盤からカウンターでチャンスをうかがうが、マンC守備陣に阻まれ決定機をつくれない。後半もマンCが優位に試合を進めると、後半8分、ギュンドアンがこの日2得点目となるゴールを決め4―0。ホームで迎える3月の第2戦を前に、アウェーで4得点という大きなアドバンテージを得た。