ガラタサライに移籍し、4日のデビュー戦(敵地のシワススポル戦)でフル出場を果たしたDF長友佑都(31)は、トルコメディアから厳しい評価を下された。地元報道では、19回あった1対1の場面で長友は5回しか勝てなかったデータを提示し「ファンを不安にさせた」。また別メディアは「期待を下回るパフォーマンス」「攻撃面でノーインパクト」などと酷評を並べた。さらに元トルコ代表の「初戦を見た限り強い選手ではない。このフィジカルでは厳しそうだ」とのコメントを掲載したメディアもあった。それでも、初戦を終えた長友は「W杯のことを考えて決断した。インテルを離れたことに何の後悔もない。このクラブに来れてうれしい」と“ガラタサライ愛”を強調した。

 敵地でのデビューとなったが、主審の笛が聞こえないほどの大歓声に「セリエA(イタリア1部)も熱いと思っていたけど、トルコも負けないくらい熱い。次はホームでもっとすごい後押しがあると思うので楽しみ」と次節(12日)の本拠地デビューを待ち切れない様子だった。